sahy’s diary

好きなことを好きなように書いていきます

食記:鮨とかみ

語りますのはこちらのお店 鮨とかみ さんです。

思い出しますあの夏の日。奮発して銀座のすし屋に行こうというのに、いざ当日という段になって風邪気味になるという体たらく…。

そしてそんな体調不良の中であったにもかかわらず、最初から最後まで平常時と何一つ変わらない調子で次々と出てくる美味なるスーシーに舌鼓をうちつつ日本酒くぴくぴ呑んで最高に幸せな気分に浸ったことを。

ウニとじゅんさいの爽やかな一品から始まり、あん肝とマッシュルーム不思議とよく合うおつまみなどでキュッと冷酒をいただきつつ、ひらめマグロいかトロ×3、えびあじはまぐりうにあなごなどなど…定番と旬を織り交ぜたコース。

こちらのにぎりはまず見た目がえもいわれぬ美しさをたたえているのです。大半が白か赤の彩色となるすしネタと赤酢の酢飯は色合いがよく合い、食欲を刺激してくれます。

くわえて脂の乗ったネタも多いというのにまったく重くない。酢の爽やかな風味とさっぱりした味わいで、弱っていたはずの体調を忘れて味わうことに集中しあっという間に時間が過ぎていくという。最後の玉はカラメリゼされていてもう完全にプリンでした。甘いもの大好き(パフェとかアイスとかいくつになっても好きなんじゃい)なので喜んでペロリ。

いやあもう、体調不良でも大満足だったのですから、体調万全ならばどれだけ楽しめるのでしょうか。もう一度行ける日が待ち遠しい…。